I found this

ネットで見つけた。感想書いた。

電気自動車先進国ノルウェーは環境に優しいのか。

オーロラ鑑賞の旅先としても人気が高い北欧 ノルウェーが電気自動車の普及にとても力を入れているのをご存知でしょうか。 

 

 「Vox Borders」より、ノルウェーにおける電気自動車の実態がレポートされています。

youtu.be

2017年1月には、なんと売れた車の37%ほどが電気自動車。しかもノルウェーの電力はほぼ水力発電で賄われているので、文句なしにクリーンエネルギー先進国に思えます。

実際首都オスロでは、そこかしこに電気自動車が。しかも一番売れているのが7万ドルもするテスラのモデルS(Tesla Model S)というのだからさらに驚きです。ちなみに日本でのモデルSの価格は900万円〜だそう。

テスラ

Tesla Model S

 

 

しかしなぜこんなにも電気自動車が、しかもモデルSのような高級な電気自動車までもが売れるのでしょうか。 それはノルウェー政府が電気自動車を優遇しているから、というのが理由のようです。

購入者は例えば駐車場無料、渋滞回避レーンを走行できる、充電は路上で無料などなど特典がたくさん。さらに、販売者側も税金を免除されるため、消費者は世界の他のどの国よりもはるかに安く電気自動車が買えるというわけです。

そして電気自動車がどんどん売れれば、その分ガソリンを燃やしながら走る車は減ることになり、ますます環境に優しい社会になるという好循環が生まれるわけです。

 

 

ではこの駐車場無料、充電無料、税金免除といった大盤振る舞いの財源は何なのでしょうか。皮肉にもそれはオイルマネーだそうです。

石油採掘

日本でオイルマネーと聞くと中東アラブを思い浮かべますが、ノルウェーも立派な石油・天然ガス産出国。つまり、世界の誰かがノルウェーから石油を買って空気中にCO2を排出するとノルウェーにお金が入り、国民が電気自動車を買うことができるという流れ。 

これは本当に環境に優しいのでしょうか。結局、ノルウェーで採掘された石油は世界のどこかで燃やされているわけで、実際には場所が移動しているだけ。地球全体で見れば差し引きゼロにも思えます。

 

しかし一方でこういう見方も可能です。ノルウェーで電気自動車が売れると電気自動車の価格が下がり、他の誰かが電気自動車を買えるようになる。すると電気自動車がもっと売れてまた価格が下がるので、地球から化石燃料を燃やして走る車は少なくなり電気自動車が増えることになる。その循環の最先端にいるのがノルウェーです。

やはりノルウェーは、世界の先陣を切って環境問題と戦う環境先進国なのでした。