ソニー平井社長の英語プレゼン
先日、2017年3月期の役員報酬ランキングというのが東京商工リサーチから発表されていました。その中で日本人最高の報酬約9.5億円となっていたのが、ソニーの平井一夫社長だったようです。
ソフトバンクの孫正義社長やユニクロの柳井正社長、楽天の三木谷浩史社長のように自身で会社を作った人とは違って、平井社長は大学を出た後に新入社員としてソニーに入社して今に至るわけですから、サラリーマンの世界も行くところまで行くとメジャーリーガー並みの年俸になるということですね。
簡単な経歴ですが、1984年に東京の国際基督教大学卒業後、CBSソニー(現ソニーミュージック)に入社。その後、ソニーコンピュータエンタテインメントアメリカのCOO、CEOを歴任して、最終的にグループCEOに就任。2012年よりソニー本体のCEOとして活躍中ということで、意外にもソニー本体の出身ではないようです。
そんな平井社長ですが、残念ながら我々はソニーの社員ではないので、社長の普段の仕事ぶりを見ることができません。
それでもどうにかできないものかと調べてみると、ありました。
今年2017年1月にアメリカのラスベガスで開催されたコンシューマエレクトロニクスショー CES2017で、プレゼンを行う平井社長の様子が見られます。
場所はアメリカですから、当然全編にわたって英語のプレゼンです。
素晴らしいプレゼンですね。
まず普通に英語が上手い。日本の大企業、特に製造業の社長でこれだけ英語を使える人はそうそういないです。
そしてなにより、大事な部分を二度言う、キーワードの前にタメを作る、手振りで強調する、など素人から見ても好印象なプレゼンです。ひょっとすると日本語でもこれだけ堂々たるプレゼンができる社長はあまりいないのではないでしょうか。
ということで、英語プレゼンが来週に迫っているというサラリーマンや学生の方が、イメトレ教材として見るにもよい内容だと思いました。
将棋にしたってゴルフにしたって、一流のものを見るのはいつだって勉強になりますが、一流の社長も同じですね。
他にも、いろいろなシチュエーションで英語を使う平井社長が見つかりましたので、合わせて紹介します。