I found this

サラリーマンがネットで見つけたネタに対する感想

80対20の法則と5/25のルールを使って効率よく仕事を片付けるのはどうだろう

インターネットや読書で学んだ内容で、人生や仕事で役に立ちそうと思ったことを書き留めておいたメモが結構な量になっていることに気がつきました。

折角なので、改めてメモを読み返して思った事などをブログに残そうかと思います。

 

f:id:T_e_a:20210717072751j:plain

 

 

80対20の法則

今回は、10年以上前に始めたメモのかなり最初の方に出てくる80対20の法則について触れたいと思います。提唱者であるイタリアの経済学者の名前をとってパレートの法則ともいうようです。

よく分かりませんが、おそらく結構有名な法則でもう知っているという人も多いと思います。パレート自身がイタリアにおいて全体の80%もの土地がたった20%の人によって所有されているという事実をきっかけに色々調べてみると、実は他の様々な事も同じように80対20の比率になっている事に気がついたという内容です。例えば、お店の売り上げの80%はたった20%のお得意さんからもたらされるといった感じです。

 

もちろんこれはニュートン力学みたいに自然界がそうなっているという法則ではありませんから例外もたくさんありますが、この法則は普段の生活にも非常に有効だと思います。例えば何でもいいですが会社で何かの企画書をまとめる仕事を任されたとしてみましょう。法則によれば企画書の重要っぽいところから始めて20%の時間が経った時には既にその企画書は80%ぐらいの完成度になっているわけです。ではそこからさらに4倍の時間をかけて既に80%の完成度のものを100%に持っていく必要があるでしょうか。

まあ仕事ですからどうしてもそれが必要な場合もあるでしょうが、意外と会社の仕事は80%の完成度でOKになったりすることは多いものです。

それはなぜか。私なりの解釈は、会社全体もまた80対20の法則で回っているからだと思います。こんなことを言うと怒られそうですが極端な話、会社内にある80%の仕事は何がどうなろうと大勢にはそれほど影響はないのです。なぜなら全体の80%の量を占めているその仕事は全体の結果の20%にしか影響していないからです。その20%相当にしか当たらない仕事の完成度を80%から100%に持っていっても全体でいえば4%の結果にしかなりません。その時間を使って別の仕事4つを完成度0%から80%に持っていく方が賢明というものです。

もちろんクオリティが求められる場面はありますから何でもかんでも80%の完成度で止めてしまうのも問題ですが、抱えている仕事全てがそのような仕事だということはまずないでしょう。

 

5/25ルール

また似たような法則で伝説的投資家ウォーレン バフェット氏の5/25のルールというものもあります。

バフェット氏はある日、専属パイロットへのアドバイスとして人生で達成したいこと25個をリストにして、中でも特に重要な5個を選ぶように言います。バフェット氏のアドバイスはこのリストに上がった重要な5個はフォーカスするべき事、リストの6番目以下の内容は努力を最小限に抑えるべき事の一覧である、というものでした。

この5/25ルールも25個のうち5個、つまり全体の20%が本当に重要であり残り80%にまで本気で手を出すべきではないと言っています。

 

 

世の中には要領のいい人というのがいますが、そういった人たちはたとえ無意識だったとしてもこの原理に沿って仕事を処理しているのではないでしょうか。

これらの法則を知らなかったという方はぜひ活用してみるのはいかがでしょう。